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いっやぁ、やっぱり映画館ってイイ!!
映画祭以外では久々の映画館。(あ、もちろんひとりですよ:笑)
ここ数年体調や気力がイマイチでなかなか映画館に行かなかったのですが、もう胸トキメキまくりです!

そんなわけで、新宿ミラノ座2で『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を観てきました。
出来ればミラノ座1で観たかったけど、仕方ないですね。
スクリーンは若干小さいけれど、椅子はシネコンに負けない位で、個人的には全然おっけー。
それなのに、何故にあんなに空いているのか……。
中央通路側座り放題って一体(涙)

ええと、皆さん。
超混雑している(デートスポットなの?!)新宿ピカデリーで観るのなら、ミラノ座が全然おすすめですから~♪

悠々と中央通路側座席に座り(当然私の横一列誰もいません:苦笑)、楽しむことができました。
まぁ、歌舞伎町の映画館街は寂しい状態になっているので、映画館のコトを考えると、もっと人が入ってくれないと心配になるわけですが(涙)

何はともあれ、イーサン・ハントがちょーーーーーーーーカッコいい!(爆)
単なるミーハーです、はい。
会社でミッション・インポッシブルを観たいと言ったら、「karinonさん、そういうのも観るんだ?」と驚かれたわけですが、ええ、好きですよ、「007」とかだって観ますよ(だって、ダニエル・クレイグ大好きだし:笑) もちろん苦手なハリウッド大作もたっくさんありますが、そこは趣味の問題ということで(笑)

とりあえずありえない設定のオンパレードですが、そんなことはどうでもいいよね。
何なの、何なの、トム・クルーズ、すんごい頑張ってるし。まだまだ続編があるかな?
次回はトムがまだ動ける間に……早めにお願いします(笑)

ただ、ドバイのタワーのシーンでは下半身がきゅーっとなりました。高所恐怖症なので。
チームプレーなところもいいし、シリアスかと思えば、随所に笑いもちりばめられていて、「あぁ、エンターテイメントだなぁ。幸せだなぁ」と思いながら、2時間スクリーンに釘付けでした。冒頭が「007」化しているという噂を聞いていましたが、それも納得(笑) ひとりでニコニコ、くすくす笑いながら、本当に楽しかった!!

やはり映画館に通いたい……。
予告編を見ると、心から観たくなります。
今年は頑張ってみようかな? ……どうだろう(汗)

今春は、2007年の映画祭で観た、リンゴ・ラム監督、ツイ・ハーク監督、ジョニー・トー監督のリレー作品「 鐵三角」が公開になる様子(本当に公開されるまで油断できませんが:笑) これは絶対もう一度観たいしね。楽しみだぁ(しみじみ)

願わくば、これ以上ミニシアター系の映画館が閉館しませんように。
その為にも、もっと観に行かなくちゃと思った連休初日でした。
(いや、今日はミニシアターではありませんでしたけど:汗)

映画の後、別の映画を観ていた旦那と落ち合って夕食を食べたのですが、もうしばらく興奮が収まらず……(笑)
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2012.01.08 
さて、今回の東京国際映画祭は、例年に比べて観た作品数は少なく計8本。1日も仕事を休めなかったので(かつ、貴重な日曜日も出勤だった:涙)、必然的に夜開始が多かったわけですが、案の定体力の限界でチケットを確保していたにもかかわらず見なかった作品もありました。来年の教訓としては、夜開始の作品は慎重に選択すること、です。どうしても観たいもの以外は、夜の部はチケット取らないかな……。

感想を書かなかった、他3本は次の通り。

「カリファーの決断」

宗教絡み、女性の自立絡みは、観ていて結構しんどいことに今年ようやく気づきました。嫌いではないのですが、疲れている時に観るにはかなり重たいし、当然の如く感情移入ができません。我が身に置き換えて考えることが難しい。
次回からは、多分観ないかな……。


「運命の死化粧師」

台湾映画で期待していたのですが、期待し過ぎてちょっとがっかり。
映像はとても美しかったのですが、何か散漫な感じがしてしまいまして。
伏線かと思っていたものが、回収しきれていない部分も多々見受けられ、全般的に消化不良でした。


「金(かね)で買えないモノ」

香港出身の映画監督が、持っている財産を全て握りしめてタイに渡って撮影した作品。本来は、人身売買をテーマにしたかったけれど、撮影許可が下りなかった為、急遽変更した脚本だとのこと。

ここのところ続いていた全く救いのない結末の作品(タイ映画)に比べれば、決して悪くはない、未来を感じさせる終わり方で良かったと思うのですが、インパクトには欠けましたね。また、来年に期待。


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そして、今月末は東京フィルメックスです。
とりあえず、ジョニー・トー監督の「奪命金」と、西島秀俊主演の「CUT」はチケット押さえたよ!(笑) 「CUT」に関しては、公開もされるし、西島くんがゲストで来るとは言っても、普通にフィルメックスで目撃する機会も今後あるだろうから、そんなに必死になる必要はなかったんだけど、やはり何となく、ね。後は、「東京プレイボーイクラブ」とかとか数本を。

やっぱり何といっても、トーさんが一番楽しみ♪

2011.11.05 
同じ韓国映画でも「哀しき獣」と対極をなすインディーズ作品でしたが、「哀しき獣」とは違う意味で難しい作品でした。

男子高校生4人組が、U.F.O伝説のある地方の山へ、U.F.Oを探しに出かける。現地では、一人の少女と出会い、「U.F.Oなんてデマだ。くだらない。帰れ」と言われてしまう。しかし、彼らは山に登り、そこで不思議な体験をすることに。そして、山を降りた彼らは、少女が行方不明になったことを知る。彼らは、果たしてU.F.Oと遭遇できたのか。少女はどこへ消えたのか?

話はとても面白かったのです。随所に笑いが散りばめられていて、不可思議なコトに憧れる少年達の青春モノかと、そう思って観ていたのですが……。
物語は終盤、急展開を迎え、エンドロールが流れる頃には、スクリーンを見つめたまま、文字通りぽかんと口を開けたままになっていました。

現在(山を下りた後)と過去の回想シーン(山へ向かうまで/山中での場面)が交互に描写され、たったひとり、山中で酔っ払い、そこでの記憶が曖昧な主人公が、最終的に記憶を取り戻すまでの物語。途中までがあまりにも楽しかったので、今回の結末に関しては「もったいない」という感想もありましたが、上映後のQ&Aで監督の話を聞いたら、なるほど、と私は納得できました。話を聞かないと意図を正確に汲めないという点においては、如何なものかと思わないでもありませんが。

映画の冒頭に出てくる、ウィトゲンシュタイン「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」という言葉が、全体を貫くテーマとなっています。まさか、この言葉が最後にガツーンとくることになろうとは(汗)

私は論理学とか哲学とかは苦手です。当然「論理哲学論考」なんてさっぱりです(爆) ただ、おそらくこの話では「形而上学」を「U.F.O」に置きかえているんだろう、ということは、何となくわかりました。観終わった後から色々と考えてますが、考え出すとキリがないし、うまくまとめることができません。けれど、この場合、置き換えるものが、U.F.Oであっても宗教であっても、意味あいはたいして変わらないことなのだと思います。そんな感じなので、タイトルは「U.F.O」ですが、それに対する愛情はこれっぽっちもありません(笑)

先ほどのウィトゲンシュタインの言葉。そのような言葉が世界を健全にすると思う、とは監督の弁ですが、それについては何となく賛同できますが、うーん、でも、この話の結末に結びつけるにはちょっと説得力が足りないかな、と。でも、興味深くはありました。何しろ、社会問題とかそういったコトを問題提起する作品には数多く出会いますが、こういった言葉や考え方から作られた話には、あまりお目にかからないので(気づけていないだけ?:汗)

いずれにせよ、監督が相当理屈っぽいことはわかりました(笑)
終盤までのコメディタッチな部分を見るに、きっとこういった雰囲気以外の作品も撮れるんだろうな、とは思うのですが、今後どうなんでしょう。次回作をちょっと観てみたい気もします。ただ、どっかーんと大ヒットって雰囲気がしないんですよね。あまりに優等生然としていて。

個人的には、この衝撃の結末を(ちょっと大袈裟かな:笑)他の誰かと語り合いたい気もしますが、公開されることはなさそうな気がするので……。ちょっと残念です。

2011.11.04 
いやいや、評判で聞くほど訳のわからない作品じゃなかったですよ、これ。
4本ずつ計8本の短編で成り立っている作品ですが、2作品を除いて、十分楽しめました。
え? その2作品? ……えーと、2作品は寝ちゃいました……。

【香港四重奏】

「もち米炒飯」Fried Glutinous Rice(生炒糯米飯):監督:ハーマン・ヤオ

つかみが素晴らしかった。
最初の作品でぐいっと引き込まれて、思わず涙してしまいました。
もち米炒飯が大好きな少年と、その少年が大人になってからの物語。
懐かしさと切なさと暖かさが、ぎゅっと凝縮された素敵なお話でした。


「レッドアース」Red Earth(赤地):監督:クララ・ロー

静止画の連続で成り立っていた、のかな?
夕焼けのまま日の沈まなくなった香港で、女性を待ちつづける男の物語。
ちょっと壮大すぎる気もするけれど、ちょっと不思議な雰囲気に結構ひきつけられました。
ただ、短編なのに長く感じましたね~(笑)


「恋は偏屈」We Might as Well be Strangers(偏偏):監督:ヘイワード・マック

面白かった! すれ違う男女の恋愛模様。
短編(しかも15分程度)って、あらすじを書いてしまうと全てが語られてしまうので、なかなか難しいのですが、途中までちょっと騙されてました(笑)

恋に悩む女の子の行動が結構面白くて、そういうのわかるわ~と思ってみてましたね(笑)
男の子も可愛い! 観ていてとても楽しいお話でした。


「黄色いサンダル」The Yellow Slipper(黄色拖鞋):監督:フルーツ・チャン

これも面白かった!! フルーツ・チャンだしね、安心して観られます。
しかし、アニメーションとは。意表を突かれました。

亡くなった母親は売れない女優で、幼少期には母親と一緒にスクリーンの中に父親(夫)を探す。母の死後、香港を離れた男の子が、香港に戻ってきて、子供時代を回想するお話(少し現在のお話も)。
とにかく色んな香港俳優や懐かしい映画作品が登場して、それだけでも楽しめましたね。アニメーションだけれど、香港の町並みが目の前に広がる感じ。好きな作品でした。


【香港四重奏Ⅱ】

「パープル」Purple(紫):監督:ブリランテ・メンドーサ

妻に先立たれた年老いた男性と彼女と喧嘩して仲直りしたい青年のそれぞれの物語2本立て。実は、青年は老人の若かりし頃なのではないかと思ったんだけど、違うのかしら? 時代が違う?
妻のいない毎日を彼女と心の中で会話しながら暮らしていている男性を見て、何だかとても寂しい気持ちになりましたね。けれど、こんな風に思ってもらえるのはいいなぁ、と少し羨ましい気持ちになったのも確かです。


「機密洩れ」Open Verdict(天機洩):監督:ホー・ユーハン

正直、ほとんど覚えておりません。
印象薄い薄い……。サスペンスもの、だったのかな?
途中から寝てしまったので……。起きていようと懸命だったんですけどね。


「Mホテル」M Hotel(M酒店):監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン

さて、問題のこの作品(笑)
当初の想定通りにですね、寝ました。
これはもう途中で起きていようとすることを諦めました。15分程度の大爆睡です(笑)
男性2人が、ホテルのベッドの上で延々と会話しているだけのお話。しかも、声や周囲の喧騒も全てぼかされているので、何を言っているのかわかりませんでした。

そもそもこの監督の作品は、難しいんですよね~。もちろん良い作品なのだとは思うのですが、提示されているものを噛み砕いて自分の中に取り込むことが難しいというか。「自宅で観てたら絶対寝るから、映画館で観ないとね」なんて話をしたこともあるのですが、いやはや映画館でも楽勝で寝てしまいましたよ(汗)

「香港四重奏」と銘打たれているにもかかわらず、こういう舞台を選んだ意味というか、言いたいことが理解できなかった、未熟なワタクシでございます。


「上河図(じょうがず)」13 Minutes in the Lives of...(上河圖):監督:スタンリー・クワン

これも好き!
冒頭で「上河図」の説明が。中国北宋の都開封の都城内外のにぎわい栄えた様子を描いた画巻とのことで、巻物から当時の風俗等が垣間見られるわけです。近年は、電子化された「上河図」などもある様で、人々が動いたりするみたい。(←ちょっとこれ興味深い)

さて、作品の舞台は、空港から市内へ向かって走るバスの中。「上河図」を観に美術館へ向かう集団、観光に来た若者、音楽家、その他様々な人々が乗り合わせていて、車内は非常に騒がしい。普通の観光バスなら理解できるけれど、乗合のバスの場合、日本ではちょっとありえない光景。でも、そこまでではなくても、人間が集まって会話をしたり、黙って本を読んだり、楽しいことだけではなくて、喧嘩をしたり、悲しいこともあったり、そんな中で生まれる賑やかさは、確かに「生きた音楽」と例えるのもわかる気がします。香港の生きた音楽、日本の生きた音楽、その土地それぞれの音楽があるんですよね。まさしくタイトル通り「上河図」といった作品でした。

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全般を通して思うに、やはり一作目の「香港四重奏」の方が、「ザ・香港」って感じがしていました。「香港四重奏Ⅱ」については、やはり外から見た香港なのだろうな、と。「パープル」「上河図」はとても好みではありますが。

冒頭にも書きましたが、評判がイマイチだったので「失敗したか?」と思ったのですが、なかなか楽しめて良かったです。公開は……まずないでしょう(笑)

2011.11.02 
「チェイサー」のナ・ホンジン監督の新作。
実は、「チェイサー」を観ていません。
いかんせん残忍なシーンが苦手なのです。
ただ、すごい作品だという話はよく耳にするので、今度観てみようかな、とは思っています。
いずれにせよ、元気な時じゃないと無理だろうなとは思いますが(苦笑)

さて、今作もまた重たいお話でした。
朝鮮族という、私達にはあまり馴染みのない民族に焦点をあてています。
妻を韓国に出稼ぎさせるビザの手配で、多額の借金を背負った男。
男はある日、韓国に(もちろん違法に)入国し1人の男を殺してくれば、全ての借金をチャラにするという話をもちかけられる。迷った末にその話を受ける男だったが、韓国で待ち受けていたのは、想定外の出来事だった。罠にはめられた男が、命を狙う人間と戦い逃げつつも、罠にはめた相手を探していく。朝鮮族の置かれている立場、扱われ方、そういったものも描かれています。そしてその先にあった真実。彼は無事に故郷に帰れるのか……?

まぁ、とにかく物語の3分の2ほどが全て血みどろのシーンというか(苦笑)
そもそも映画の時間そのものが140分と長い。
血みどろのシーンに関して言えば、普段はそういったシーンは目をそらしたりしているわけですが、この作品の場合、そんなことをしていたら、ほとんど見るところがなくなります(汗)

韓国では、本当にこんな乱闘が繰り広げられているのかと、少々青ざめてしまうわけですが、それはそれ映画ならではの表現なので。Q&Aの時に、そのあたりについて触れていましたが、どうやらそういった人たちに取材した結果のようなので、ある程度はリアルなのでしょう。

けれど、おそらくその乱闘シーンがそのものが重要なわけではなく、それらに象徴される朝鮮族(含む外国人労働者)に対する周囲の扱いや、痛み、悲しみなどが本質なのでしょう。

最後の最後まで救いのない話ではありましたが、何かずっしりと重たいものが残った気がします。
……でもね。やっぱり140分は長いよ……。

2011.11.01 
基本的にアジア映画が好きなんですよね。
東京国際映画祭のラインナップも、アジアの風部門を真っ先にチェックします。
この作品も、物語の紹介を読んで、是非観よう!と思ったわけです。
何も考えずにチケットを取って、作品も観終わって、「よく出来てる作品だな~」と呟いたところ、隣に座る旦那にひと言「そりゃ、オキサイド・パンだから」と(汗)
主演女優が冴えない、と呟いたら「え?! アンジェリカ・リーだよ?」と隣に……(以下略:滝汗)

え、オキサイド・パン監督だったの?!(全く気づいてなかった←ちゃんと作品紹介を読めよ)
Q&Aに登場した彼女はお人形さんのように美しかった!(やっぱり女優ってすごい←当たり前だ)
でも……何でいまさらコンペなの……?

そんなこんなで、有名なホラー映画「the EYE【アイ】」の監督オキサイド・パンの新作。
(正確には、「the EYE【アイ】」はパン兄弟ですけど)
何とワールド・プレミアでした。

3D上映でしたが、個人的には、3Dがあまり好きではありません。必要性を感じないし、何より目が疲れるんですよね。あのごつい3Dメガネが上映中も気になっちゃうし。
ところが。Q&Aの時に、「何故3Dで撮ろうと思ったのか」という観客の質問に対し、「あと何年かしたら(10年後、だったかも)、そんな質問は出なくなる。むしろ何故2Dなのか?という質問がされるようになるでしょう。モノクロ映画がカラーになったのと同じで」と答えていて、そんなもんか、と。最新の技術で作品を作って届けるのが使命だとも話していました。うーん、そんなもんか(笑)

それはさておき、面白かったです!
血みどろも、こわーいシーンも全くなくて、普通のサスペンス物でした。

主人公の女性(アンジェリカ・リー)は、数年前に夫と離婚した製縫会社のオーナー。仕事熱心な彼女だが、実は過去に娘を誘拐・殺害されるという悲劇に見舞われており、その事件は未解決のままだった。そして、現在は不可思議な夢遊病に悩まされている。本人は夢だと思っている出来事が、実は現実に体験しており、その行動そのものが何かの事件に関係しているのではないかと不安になる。そんな矢先、彼女の元夫が行方不明に。一方、元夫の行方不明を捜査する女性巡査は、いとこの息子が誘拐されており、その捜査も行っていた。夢の中に残された手がかりを、催眠術で掘り起こしていったその先にある真実は……?

やはり3Dである必要があるかは微妙なところですが、夢の中や現実で主人公が彷徨う森の中のシーンなどは、確かに臨場感がありました。別にどうだっていい部分もありましたけどね。

夢遊病って、怖いですね。自分のしていることに自覚がない恐怖。(個人的には、酔っ払っている時も似たようなモノですが:汗) 本当に誰かを殺していてもわからない。でも、証拠は存在していて、それを毎朝目の当たりにしなくちゃならない。うーん、それだけで気が狂いそうになると思うんですよね。

と、そんな感じで、主人公が徐々に(精神的に)追い詰められていく過程に、相当ドキドキでしたが、伏線も伏線らしくわかりやすいので、混乱することもなく観ていられました。

そして、この話もまた、とても切なく悲しい物語でした。最後まで。
もちろんサスペンスとしてのドキドキハラハラみたいなものは当然ありますが、主人公達の痛みが静かに伝わってきて辛かったです。観終わった後の感情としては、韓国ホラーの「箪笥」の時と似てる様な気がしました。もちろん、ストーリーも雰囲気も全然違いますけどね。何となく。

それにしても、アンジェリカ・リーはすごいな。
作品の中では、完全にオーラが消えていて、不幸で苦悩する平凡な女性なのに、実際は、それはそれは美しくて。でも、ちょっと透けすぎのワンピースは微妙でしたけどね……。

こちらは、普通に公開されるかもしれないなー、と思ったり。
強烈なインパクトがあるわけではないけれど、それなりに楽しめた作品でした。

2011.10.31 
東京国際映画祭1本目。
映画祭そのものでも、これが最初の上映作品でした。
前評判も高かった様で、先行抽選には外れ、ぴあの一般発売は瞬殺。
旦那にローソンチケットで何とか1枚取ってもらいました。

結論。
観ることが出来て、本当に良かった。
1本目だったけど、もしかすると今回の映画祭で個人的にはベストになるかも、という予感を感じるほど。愛しくて切なくて、決してもう手にすることが出来ない、とてもきらきらして眩しいものを感じられる、素敵な青春映画でした。

台湾では著名らしい作家、ギデンズ(九把刀)の自叙伝的な小説を、本人が監督し映画化したもの。悪ガキ5人組(悪ガキっちゅうか、単なるおバカ:笑)と優等生のクラスメイト(とその親友)の学生生活や、淡い恋とその終わりまでが描かれています。

とにかく悪ガキ5人組がもう本当におバカで!(アホというべき?!)
彼らが繰り広げる行動ひとつひとつに大爆笑の連続です。
もちろん誇張された描写も多々あるわけですが、何故か「あったよね~」と心から思えるもの。
下ネタ満載で、正直なところ上品とは程遠いのに、どれもこれも微笑ましく、幸せな気持ちになってしまう不思議。

今となってはリアルではないけれど、過去の自分達にはリアルだった時間を、感情を、とても丁寧に描いていて、感情移入もすんなりとできる。優等生の少女は、ヒロインにありがちな可愛さだけではなく、ちょっと鼻もちならない感じもあり、そんな彼女が悪ガキ達と本当の仲間になる瞬間などは、羨望に似た感情を覚えたほど。観ている間、スクリーンの向こうの彼らと一緒に笑ったり、痛みを感じたり、とても楽しい時間を過ごせました。ステレオタイプな青春物語といえば勿論そうなのですが、もっと違う何か(すみません、具体的な言葉にできない)を感じる作品でした。

悲しい結末が待っているとか、そういうわけでは全くないのに、終盤になって泣けて泣けて。話が終わってしまうのが寂しいという気持ちもあったのかな。それは、自分がもう戻れないということを改めて感じたからなのか。涙を拭いながら(ちょっと恥ずかしかった)、劇場を後にしたわけですが、実は同じような人をちらほら見かけました(笑) 私だけじゃなかったのね。

ところで、登壇者(ゲスト)は誰もいないと思っていたのに、当日は監督と女優・俳優が舞台挨拶に立ってくれました。主演の二人も素敵だったけれど、特に監督がチャーミング。サービス精神旺盛で、色々と人々を楽しませようとしている姿勢も好感度大。(ドラゴンボールの作者と同じ空気を吸っていることに感動している、とのことでした:笑) 本当に秋葉原大好きみたいで……日本滞在を楽しんでいる感が漂ってました。

エンドロールが流れ始めた瞬間、後ろの方から「ありがとう!」という声が。観客かと思ったら、何と監督本人。とても嬉しそうに何度も何度も客席に手を振っていました。何か、その姿を見たら、また涙が……(笑)

公開されることがあるかは分かりませんが、もしもされたらオススメします。
上映時間めいっぱい楽しめます。
もう1回観たい。DVDも欲しい。なので、是非とも公開を~!!
あと、小説も読んでみたいかな。
映画としての評価はどうなのかわかりませんが(賛否わかれそう)、次監督作があるのであれば、また観てみたいと思います。

それにしても、中国語が理解できる方の何と多いことよ。
監督が話すのを聞いて、通訳前に笑い声が沸き起こると、やはり少々羨ましい気がします(笑)

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現時点において、個人的に良かった!あるいは楽しかった!と思える作品は、これと、オキサイド・パン監督の「夢遊 SleepWalker」の2本。(ナ・ホンジン監督「哀しき獣(原題:黄海)」もすごかったけど、血みどろモノは苦手なんで。じゃあ、何故観るんだ!という話もありますが:汗) 今後、増えるかもしれませんが、良かった!と思うものしか、今回は長い感想は書かないかもしれません。(いや、誰も読んでないけど:笑) いずれにせよ、今年は本数が限られるので、社会派だったり、テーマが重厚だったり、というような方面での良作は選択していません。観て楽しそうなもの優先……(疲れてるんで:苦笑)

何にしても、今年は彭浩翔(パン・ホーチョン)監督が不在なのが寂しい限り。
……と思っていたら、とあるサイトで来日しているらしいという情報が。
旦那に伝えたところ、「日曜日に目撃した。多分本人だと思う」って(爆)
あらら。作品持ってきてくださいよー(泣)

2011.10.27 
借りてきたDVD、全部観ました!(←当たり前だっての:汗)
簡単に感想をば。

パーティは終わった』(☆2.5……いや、津田寛治が良かったので、☆3で))
借りる時点では全く気づいていなかったけど、何と津田寛治が出演してました!
しかも、かーなーりーおいしい役柄で。出てきた瞬間小躍りしてしまいましたよ。
(実際は、寝転がっていたので、気持ちだけって話ですが:笑)

スランプ気味な漫画家(仲里依紗)が、友人に強引に連れていかれたパーティ会場で、気になる男性達をダシに、妄想ふくらませて、漫画のネタにするというお話。男1人につき、1話。

正直なトコ、期待以下だったかな。
林遣都のパートも微妙だったしね。いい話なんだろうけど、そこまで入りこめず消化不良。
そして、それは全てのパートに関してかもしれない。
パートの好みとしては、高岡蒼甫>成宮寛貴>小出恵介、かなー。
あ、俳優の好みじゃないですよ(笑)

うん、やっぱり津田寛治が一番素敵だった。
それぞれのパート間にしか出てこないけど(あ、小出恵介パートに出てたか)、かなりの存在感。
さすがです。


パレード』(☆4:公式サイトがもう見つかりませんでした)
うーん。やっぱり林くんは、細すぎだな。
今回の役柄だと、ベストの体型なのかもしれないけど、ちょっと萌えない(違)

さて、本題。
衝撃の結末ってコトでしたが、ほぼ導入部のあたりでオチがわかってしまいました(汗)
もちろんオチがどうとかではなくて、そこにいきつくまでの閉塞感とか、虚無感とか、重たい空気、無関心の中での安心感とか、そういうものが重要で。無関心でも、適度な距離感と同じ種類の人間が集まることによる安心感と心地良さ。そこから抜け出していこうとする人間、抜け出せない人間。そして、ひとり取り残されることへの恐怖。でも、抜け出していこうとする人間は、残される人間のことには無関心なんだよね。

私もいい歳だけど、そういうのわかる気がする。
怖い、というより淡々と続く不安のような。


ラッシュライフ』(☆2)
今まで観た伊坂原作作品で一番退屈だった。
こういう話も構成も好きだけど、どうもイマイチ乗り切れなかった。
もちろん、それぞれの話が最後にどどーんと噛みあうなんて方が微妙かもしれないけど、これだとあまりにも……。本当に別々の話だと思えば、それはそれなんだけどね。

最後だけは希望があって良かったけど。


川の底からこんにちは』(☆4)
面白かった!!
5年前。若気の至りで友人の彼氏を奪って駆け落ちしたものの、あっという間に捨てられた主人公。その後も男運は悪く、東京で「しょうがない」OL生活を送っていたが、しじみ工場を経営する父親が病に倒れ、さらには付き合っている男が勝手に会社を辞めて、彼女の田舎についてくると言い出したところから、話が転がりだす。

たいした人間じゃない、中の下の人間なんだから、頑張るしかない、そうだね、その通り。
「たいした人間じゃなくて悪いか!」という開き直った姿がすごい。
あまりに満島ひかりがカッコ良くて、笑ってしまったよ。

諦めるものも沢山あるけど、でも、前を向いてがむしゃらに生きていく姿に、ちょっと感動。
でも、なかなかできないよね。だから、眩しいんだと思う。

ま、お骨はもうちょっと大切にした方がいいと思うけど(苦笑)


久々に一気に観たら、ちょっと疲れました(笑)
さて、そろそろ映画祭のスケジュールを考えなきゃいけないけど、重い腰があがらない~。

2011.09.27 
日曜日、久々にTSUTAYAへ行って、DVDを借りてきました。
「ハングオーバー」が観たくて(笑)

ハングオーバー! [DVD]
ハングオーバー! [DVD]

他にも色々と観たいものがあったので、重たいもの軽いもの織り交ぜて借りてきました。
借りてきたのは以下。

パーティは終わった」(レンタル専用DVDらしい)

オムニバスですが、1本に林遣都が出ているので(笑)
BeeTVがスマホで観られなかったので、リアルタイムでは観たくても観られなかった。
個人的にはかなり楽しみにしてます。単にミーハーなだけな1本!


川の底からこんにちは [DVD]
川の底からこんにちは [DVD]
旦那、オススメの1本。
満島ひかり出てるし、話の内容も面白そうではある。
相当プッシュされているので、とりあえず(笑)

ラッシュライフ [DVD]
ラッシュライフ [DVD]
えーと、これはその堺雅人が出てるので(またか!:笑)
正直話の内容は良く知りません。原作読んでないし。
でも、伊坂原作作品は、どれもかなり面白かったので、これもそれなりに期待してます。

パレード (初回限定生産) [DVD]
パレード (初回限定生産) [DVD]
えーと、えーと、林遣都が……(もう言うまい:苦笑)
かなり重たそうなので、観るのに気合がいるかな~。

そして、これ。これだけは昨日観ました。
君に届け スタンダード・エディション [DVD]
君に届け スタンダード・エディション [DVD]
原作の漫画は未読ですが、実に爽やかなお話でした。
性格も良く、まっすぐで素直な女の子だけど、ちょっと暗かったり引っ込み思案な主人公。周囲とうまく溶け込めなくて、友達と呼べる人もいない高校生活。けれど、次第に理解してくれる友人達が出来て、学生生活や恋にも向かっていくという、「ザ・青春」といった物語。

まぁ、漫画だし映画だからいちいち突っ込むのも申し訳ない感じですが(笑)、登場人物達が結構心が強くて、こんな16歳、そうそういないよね、というか。男は爽やかすぎるし(笑) けれど、人間の善意がこんなに前面に押し出されたり、そのまっすぐな気持ちが必ず誰かに届くとか、そういうのってちょっと癒されるかもしれません。何せ現実では微妙ですから。そして、そうやって思うことそれ自体が、斜に構えてしまっている証拠のようで少々落ち込みますね(苦笑)

でも、まっすぐな気持ちを、まっすぐに向けて、受け入れてもらえるって眩しいことだな、と。
自分の高校時代を思いおこしてみても、別にそんな悲しい恋愛ばかりしてきたわけではないけれど、そこまでまっすぐな恋もしてないというか、想ってた人にまっすぐ想われたこともないかなー、とか(苦笑) まっすぐ想ってくれる人を好きになれなかったというか。

要するに、ちょっと羨ましい映画だったわけです(笑)
もちろんハッピーエンドで終わった(映画で描かれない)この先に色々待っているわけなんだけど、あえてそこは考えず、純粋に指をくわえて観てました。あらゆるシーンについて悶えながら観ている私を眺めながら、(既に映画館で観た)旦那は苦笑しておりました。


借りてきたものは、1週間かけてちびちびと観る予定ですが、時間があれば感想を後日。
え? 肝心の「ハングオーバー」がない?(笑)
たどり着く前に結構な数を邦画でピックアップしてしまったので、今回は諦めました。また後日。
(何のために行ったんだ:笑)

あと、映画館も行かなくちゃ。
とりあえず大泉洋が出てるから、「探偵はバーにいる」を。
それから、「ラビットホラー 3D」かなぁ。
正直、ホラーは苦手だし、3Dの映画には否定的なんだけど、撮影監督がクリストファー・ドイルだって知ったら、どうしても観たくなっちゃって。この動機に苦笑する人も多そうですが、好きなもんは好きなのです(笑) 
他にも観たいものはたくさんあるけど、ほとんど映画館に今年は行かないまま、映画祭シーズンに突入しそうです。うーん、来年あたりは映画館にも復帰したいなぁ。どうかなぁ。体調と応相談。

……しかし、このエントリーだけ読んでると、完全にミーハー趣味だと思われるな(爆)

2011.09.20 
パン・ホーチョン作品の劇場公開が始まった様子。
http://news.walkerplus.com/2011/0531/24/

ようやく日本でもパン・ホーチョンが!と嬉しく思う一方で、そういう売り方になるのか、と少々複雑。
そもそも「香港のタランティーノ」って一体何なのよ?(苦笑)

まあね。確かに何も知らない人に対するアピールとしては、こういうのが有効かもしれない。
有名な監督の名前が出たら注目されやすいし。
私も、自分が好きな監督だったらとりあえず観に行ってみようと思うもんね。
(例えば、ジョニー・トー監督の名前を出されたら、とりあえず観たいと思う:笑)

普通の劇場公開は確かに初めてだけど、東京国際映画祭や特集上映等で、パン・ホーチョン監督の作品は何度か観てる。毎年の映画祭において(出品されないこともあるけど)、彼の作品チケットを確保することは、ウチの夫婦にとって最重要課題といっても過言じゃない(笑) それ位には、私も彼の映画はお気に入りな訳で。

でも、今回公開されるような作品は、私には観られない。
グロ系は誰の作品でもダメなのよ……。
もちろん、パン・ホーチョン監督なのだから、ただグロいだけじゃないだろうから、観られない作品であることが残念で仕方ない。

今回のようなグロ系だけではなくて、面白い作品は他にもある。
(過去の映画祭での「些細なこと」の感想:ネタバレっぽいの有)
ただ、しみじみ大作系なわけでは決してないから、どうしたってミニシアターにはなっちゃうよね。
結局、一般的に無名な監督で集客を考えたら、こういう作品になっちゃうんだろうなとは思う。
最初にコケたら、以降また公開されなくなっちゃうもの。
そういう意味では、今回のような売り出し方は仕方ないかな、という思いも当然ある。
願わくば、今回の作品が興行的に成功して、次回作からはグロだけじゃない他の作品も公開されますように。

って、その為には、私も観に行って協力しなきゃダメってことか?! うーん、難しいところだ(笑)
ちなみに、私はタランティーノも好きだし、彼のグロ系もある程度は大丈夫なんですけどね。
でも、パン・ホーチョンとタランティーノ、やっぱり何か違う気がするなぁ。

というわけで、特集上映あるようです♪
「パン・ホーチョン、おまえは誰だ!?」
http://www.phc-movie.com/
グロ系以外にも興味のある方は是非!
私も観てない作品を観に行ってこようっと。

2011.06.01 
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