上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- 
そんなわけで、21日(日)と22日(月)、27日(土)は「東京フィルメックス」へ行ってきました。
今年は、ジョニー・トー監督の作品がなくて少し残念だったのだけれど、かわりにダンテ・ラム監督の「密告者」を観てきました!(それ以外には、「ミスター・ノーバディ」と「トーマス、マオ」 あとは、27日に「ふゆの獣」を)

密告者
これって、ニコラス・ツェーが主演? ていうか、ニック・チョンとW主演?
……な気がしなかったんだよね(苦笑)
個人的には、ニック・チョンとグイ・ルンメイが強烈で、ニコラス・ツェーは霞んでた感じ。ちょっと可哀想。

香港映画らしいバイオレンスとアクション、夫婦愛に兄弟愛、そして個人の苦悩やら何やら。すごく眠かったんだけど、結局一睡もせず引き込まれた! ただ、色々なストーリーを詰め込みすぎて、どれも中途半端になってしまってた気もしたかな。でもでも、楽しかった!

それにしても。正直、グイ・ルンメイだと気づかなかった私は、台湾映画&香港映画好き失格かもしれん。旦那なんて「あれがグイ・ルンメイだとしたら老けたな~」とか言い出す始末で(ひどい夫婦:笑)  

じっと見てると、刀が怖い。実は痛い(文字通りの意味で)暴力系が実は得意じゃないので、一度、イスに座ったまま飛び上がりそうになった。隣の方ごめんなさい。私の知ってる香港映画ってこういうの(黒社会系)が多いけど、一般世間ではこんなことが日常茶飯事に起きているのか……?と錯覚しそうになる。これって、海外の人が「日本にはまだ忍者がいる!」と勘違いしているのと同じ種類の勘違いかも。「面白い」作品に、たまたまこういうものが多いという。日本映画でも同じで、海外で認知されているものだけ見たら、ひょっとして日本にはヤクザと忍者ばかりになっちゃうのかもしれないし(笑) もちろん、私が行ったことのある香港は普通に楽しかったです、はい。

さて。ダンテ・ラム監督。
実は傑作と言われている「証人」を見ていない(と、思う) 日本語字幕ありで見たいなぁ~。無理か……。


ミスター・ノーバディ
人類が老衰で死ななくなった未来の世界。最後の不死ではない人間である老人が死を前にして過去を振り返る物語。
本当の人生と、選ばれなかった過去と人生。真実と想像の過去が交錯する。どれが本当でどれが想像なのかは誰にもわからなくて、実は本人にもわからない。

……ま、面白いといえば面白いんだけど、いかんせん途中で飽きる(汗)
どこが落としどころなのかわからなくて、エンディングが見えないんだよね~。
盛り上がりに欠けるというか。
こちらも想定に反して眠くはならなかったけど、興奮度は低し。


トーマス、マオ
中国語しか喋らない男性と、英語しか喋らない男性。
ふたりの会話が全く噛み合っていないのが面白い。すんごく面白かった。
でも、この映画、それだけじゃなかった……。
途中から、がらっとシーンが変わる。前半のモンゴル舞台から、中国の都会のアトリエへと。
無知だとほんっと面白くないよね。後半は、この作品が何を言いたいのか、考えるばかりでちっとも楽しくなかった。出演している人が何者なのかとか、わかっていればきっともっと違う目線で楽しめたのかもしれないけど。

個人的には最後まで前半のモンゴルを見ていたかったかも(笑)


ふゆの獣
眠い目をこすって観に行って良かった!と思った作品。
個人的には、今回のフィルメックスで「密告者」の次に楽しかった。
(ま、4本しか観てないけどさ:苦笑)

ダメ男(1)に惹かれるダメ女ふたりと、そのダメ女達に振りまわされる、いや一方的に振り回されていると思い込んでいる、思い込みの激しいダメ男(2)の四角関係の物語。どこにでもありそうなんだけど、ありえないだろそれは、と突っ込みたくなる何ともいえない感じ。

ダメ男に惹かれる女性達の気持ちって、ものすごく身につまされるものがあって、観ていて痛かった。昔の自分がそこにいる!と(笑) いや、きっと今でもそういう資質って抜けていないと思うけど、とりあえず客観的に見られる位には大人になったというか、憑き物が落ちたというか。

一方男性陣については、もう何とも。私の知るダメ男にこの映画に出てくるようなタイプはいなかったけど、「本気で言ってたらすごいわ!」と思うような台詞や行動が次から次へと飛び出してきて、ある意味圧巻だった。

決してラブコメではないし、シリアスでそれぞれの登場人物の心理とか結構深いと思うんだけど、何故か場内には何度も爆笑が沸き起こったり。私もかなり笑った。

正直、最初のうちは登場人物が何喋っているのか聞き取りづらくて、英語字幕を追っている方がわかりやすく、「ああ、これは外したかな?」と思ったけど、次第に引き込まれて気にならなくなった。俳優4名とスタッフ3名という話なので、きっと予算もそれほどかかっていないんだろうけど、ほんとに良かった。

今年のフィルメックスで観た最後の作品がこれで良かったかも。
……て、これ今年の最優秀作品賞になったらしい。
観ている間に「もしかして」とは思ったけど、なるほどね~。
観る人によっては、「全くわからない」という感想も出そうだけど、もし公開されたら観て損はないかも。


さて。
映画祭シーズンも終わって、これで今年も終わりだなあという気分です。
関連記事

2010.11.28 


Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。