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東京国際映画祭1本目。
映画祭そのものでも、これが最初の上映作品でした。
前評判も高かった様で、先行抽選には外れ、ぴあの一般発売は瞬殺。
旦那にローソンチケットで何とか1枚取ってもらいました。

結論。
観ることが出来て、本当に良かった。
1本目だったけど、もしかすると今回の映画祭で個人的にはベストになるかも、という予感を感じるほど。愛しくて切なくて、決してもう手にすることが出来ない、とてもきらきらして眩しいものを感じられる、素敵な青春映画でした。

台湾では著名らしい作家、ギデンズ(九把刀)の自叙伝的な小説を、本人が監督し映画化したもの。悪ガキ5人組(悪ガキっちゅうか、単なるおバカ:笑)と優等生のクラスメイト(とその親友)の学生生活や、淡い恋とその終わりまでが描かれています。

とにかく悪ガキ5人組がもう本当におバカで!(アホというべき?!)
彼らが繰り広げる行動ひとつひとつに大爆笑の連続です。
もちろん誇張された描写も多々あるわけですが、何故か「あったよね~」と心から思えるもの。
下ネタ満載で、正直なところ上品とは程遠いのに、どれもこれも微笑ましく、幸せな気持ちになってしまう不思議。

今となってはリアルではないけれど、過去の自分達にはリアルだった時間を、感情を、とても丁寧に描いていて、感情移入もすんなりとできる。優等生の少女は、ヒロインにありがちな可愛さだけではなく、ちょっと鼻もちならない感じもあり、そんな彼女が悪ガキ達と本当の仲間になる瞬間などは、羨望に似た感情を覚えたほど。観ている間、スクリーンの向こうの彼らと一緒に笑ったり、痛みを感じたり、とても楽しい時間を過ごせました。ステレオタイプな青春物語といえば勿論そうなのですが、もっと違う何か(すみません、具体的な言葉にできない)を感じる作品でした。

悲しい結末が待っているとか、そういうわけでは全くないのに、終盤になって泣けて泣けて。話が終わってしまうのが寂しいという気持ちもあったのかな。それは、自分がもう戻れないということを改めて感じたからなのか。涙を拭いながら(ちょっと恥ずかしかった)、劇場を後にしたわけですが、実は同じような人をちらほら見かけました(笑) 私だけじゃなかったのね。

ところで、登壇者(ゲスト)は誰もいないと思っていたのに、当日は監督と女優・俳優が舞台挨拶に立ってくれました。主演の二人も素敵だったけれど、特に監督がチャーミング。サービス精神旺盛で、色々と人々を楽しませようとしている姿勢も好感度大。(ドラゴンボールの作者と同じ空気を吸っていることに感動している、とのことでした:笑) 本当に秋葉原大好きみたいで……日本滞在を楽しんでいる感が漂ってました。

エンドロールが流れ始めた瞬間、後ろの方から「ありがとう!」という声が。観客かと思ったら、何と監督本人。とても嬉しそうに何度も何度も客席に手を振っていました。何か、その姿を見たら、また涙が……(笑)

公開されることがあるかは分かりませんが、もしもされたらオススメします。
上映時間めいっぱい楽しめます。
もう1回観たい。DVDも欲しい。なので、是非とも公開を~!!
あと、小説も読んでみたいかな。
映画としての評価はどうなのかわかりませんが(賛否わかれそう)、次監督作があるのであれば、また観てみたいと思います。

それにしても、中国語が理解できる方の何と多いことよ。
監督が話すのを聞いて、通訳前に笑い声が沸き起こると、やはり少々羨ましい気がします(笑)

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現時点において、個人的に良かった!あるいは楽しかった!と思える作品は、これと、オキサイド・パン監督の「夢遊 SleepWalker」の2本。(ナ・ホンジン監督「哀しき獣(原題:黄海)」もすごかったけど、血みどろモノは苦手なんで。じゃあ、何故観るんだ!という話もありますが:汗) 今後、増えるかもしれませんが、良かった!と思うものしか、今回は長い感想は書かないかもしれません。(いや、誰も読んでないけど:笑) いずれにせよ、今年は本数が限られるので、社会派だったり、テーマが重厚だったり、というような方面での良作は選択していません。観て楽しそうなもの優先……(疲れてるんで:苦笑)

何にしても、今年は彭浩翔(パン・ホーチョン)監督が不在なのが寂しい限り。
……と思っていたら、とあるサイトで来日しているらしいという情報が。
旦那に伝えたところ、「日曜日に目撃した。多分本人だと思う」って(爆)
あらら。作品持ってきてくださいよー(泣)
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2011.10.27 


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