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基本的にアジア映画が好きなんですよね。
東京国際映画祭のラインナップも、アジアの風部門を真っ先にチェックします。
この作品も、物語の紹介を読んで、是非観よう!と思ったわけです。
何も考えずにチケットを取って、作品も観終わって、「よく出来てる作品だな~」と呟いたところ、隣に座る旦那にひと言「そりゃ、オキサイド・パンだから」と(汗)
主演女優が冴えない、と呟いたら「え?! アンジェリカ・リーだよ?」と隣に……(以下略:滝汗)

え、オキサイド・パン監督だったの?!(全く気づいてなかった←ちゃんと作品紹介を読めよ)
Q&Aに登場した彼女はお人形さんのように美しかった!(やっぱり女優ってすごい←当たり前だ)
でも……何でいまさらコンペなの……?

そんなこんなで、有名なホラー映画「the EYE【アイ】」の監督オキサイド・パンの新作。
(正確には、「the EYE【アイ】」はパン兄弟ですけど)
何とワールド・プレミアでした。

3D上映でしたが、個人的には、3Dがあまり好きではありません。必要性を感じないし、何より目が疲れるんですよね。あのごつい3Dメガネが上映中も気になっちゃうし。
ところが。Q&Aの時に、「何故3Dで撮ろうと思ったのか」という観客の質問に対し、「あと何年かしたら(10年後、だったかも)、そんな質問は出なくなる。むしろ何故2Dなのか?という質問がされるようになるでしょう。モノクロ映画がカラーになったのと同じで」と答えていて、そんなもんか、と。最新の技術で作品を作って届けるのが使命だとも話していました。うーん、そんなもんか(笑)

それはさておき、面白かったです!
血みどろも、こわーいシーンも全くなくて、普通のサスペンス物でした。

主人公の女性(アンジェリカ・リー)は、数年前に夫と離婚した製縫会社のオーナー。仕事熱心な彼女だが、実は過去に娘を誘拐・殺害されるという悲劇に見舞われており、その事件は未解決のままだった。そして、現在は不可思議な夢遊病に悩まされている。本人は夢だと思っている出来事が、実は現実に体験しており、その行動そのものが何かの事件に関係しているのではないかと不安になる。そんな矢先、彼女の元夫が行方不明に。一方、元夫の行方不明を捜査する女性巡査は、いとこの息子が誘拐されており、その捜査も行っていた。夢の中に残された手がかりを、催眠術で掘り起こしていったその先にある真実は……?

やはり3Dである必要があるかは微妙なところですが、夢の中や現実で主人公が彷徨う森の中のシーンなどは、確かに臨場感がありました。別にどうだっていい部分もありましたけどね。

夢遊病って、怖いですね。自分のしていることに自覚がない恐怖。(個人的には、酔っ払っている時も似たようなモノですが:汗) 本当に誰かを殺していてもわからない。でも、証拠は存在していて、それを毎朝目の当たりにしなくちゃならない。うーん、それだけで気が狂いそうになると思うんですよね。

と、そんな感じで、主人公が徐々に(精神的に)追い詰められていく過程に、相当ドキドキでしたが、伏線も伏線らしくわかりやすいので、混乱することもなく観ていられました。

そして、この話もまた、とても切なく悲しい物語でした。最後まで。
もちろんサスペンスとしてのドキドキハラハラみたいなものは当然ありますが、主人公達の痛みが静かに伝わってきて辛かったです。観終わった後の感情としては、韓国ホラーの「箪笥」の時と似てる様な気がしました。もちろん、ストーリーも雰囲気も全然違いますけどね。何となく。

それにしても、アンジェリカ・リーはすごいな。
作品の中では、完全にオーラが消えていて、不幸で苦悩する平凡な女性なのに、実際は、それはそれは美しくて。でも、ちょっと透けすぎのワンピースは微妙でしたけどね……。

こちらは、普通に公開されるかもしれないなー、と思ったり。
強烈なインパクトがあるわけではないけれど、それなりに楽しめた作品でした。
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2011.10.31 


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