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その土曜日、7時58分
原題がお気に入り。「Before the Devil Knows You're Dead」
今回、邦題もいいと思うけど、この原題、何てぴったりなんだろう。

離婚後の養育費や授業料で首が回らない弟に、兄は強盗計画を持ちかける。襲うのは両親が経営する小さな宝石店。当人達が完璧と信じて疑わない強盗計画は、ひとつの誤算により失敗に終わり、最悪の結末を迎えることになる。事件を起したその土曜日から過去に遡り、兄の事情、弟の事情、父親の事情を描いていく。……最悪の事態と思われた状況は、さらなる不幸を用意していた。

すごい話だ。冒頭で強盗が失敗に終わることはわかっているから、彼らが様々な苦しみを抱えることは当然予想できるのだけど、いやはやまさか本当の結末があんなことになろうとは。見ているこちらも当然重たい気分になってくるし、目が離せない。

ただ、兄がどうしてそこまで父親を憎むのか、言葉だけでは理解できない。息子と和解しようとした父親は、何故息子を許すことができなかったのか。結局、父親もまた(誰しも)罪深かったということ。この結末は、兄ひとりのせいではなく、家族の歪みや図々しさ傲慢さが招いたものかもしれない。強盗の失敗が招いた結果を、兄がどれほど嘆いていたかを父親は知らない。

……しかし、フィリップ・シーモア・ホフマンのお腹はすごいなあ(笑)
イーサン・ホークも疲れたダメ親父。もっとも、ここではそれが役柄だけど。
何かこうやってちまちました笑いを求めないと、やりきれない。
見て良かった作品。風邪を押して恵比寿まで向かった甲斐がありました。
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2008.10.11 


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