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トウキョウソナタ
突然リストラされた大手企業の総務課長の父。リストラされたことを家族に言い出すことができない。
良き妻、子供達の理解者であろうとする母。でも、微妙に子供達には冷めてみられている。
アメリカの軍隊の外国人1期生として入隊しようとする兄。
給食費をピアノの月謝にし、家族に内緒でピアノを習っている弟。

外から見れば、ごく普通のどこにでもある家族だけれど、それぞれが少しずつ、でも、自分にとっては大きな事情や悩みを抱えている。そして、おそらくそれらが小さな歪みとなって、この家族のあいだは、何となく居心地の悪いものになってしまった。

リストラ、就職難、孤独感や戦争など、今、世間で問題になっている事柄が次々と出てくる。でも、基本コミカルだったり、テンポが良かったりで、とても見やすいのだけれど、後半からがらっと話の雰囲気が変わる。津田寛治・役所広司あたりが絡んでくる部分のラストは、どんなに真っ暗な気分になることか。ラストの弟のピアノは、バラバラになった家族が手に入れたわずかな希望というかそういうものを象徴していたのかもしれないけど、私にはそんな風には感じられなかった。何というか、最初から最後まで微妙に絶望感漂う雰囲気。もちろん、ラストにかけて状況は少しは良くなっているように見えるんだけど……。この家族はさておき、現実はそんな風にはいかないもん。

小泉今日子って、こういう母親役を演じるとピッタリくるねー。以前の「空中庭園」でも思ったけど。でも、大学生の子供を持つ母親が似合う歳になっちゃったんだね。私にとっては、いまだアイドルなんだけども(苦笑) 香川照之は、相変わらず。小汚い役が素敵。津田寛治との絡みは、どちらも好きな私にはぐっときた。笑っちゃいけないと思いつつ、笑ってしまったし(笑)

良い作品だとは思ったけど、好きな作品ではなかった、かな。
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2008.10.14 


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