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ほんの短いストーリーが繋がりあってひとつの作品になっている、ちょっとこれまでにあまり見たことのない感じの映画だった。

いまだ紛争が続くダルフールに対するチャリティーコンサートがバルセロナの街で行われる。コンサートを楽しみにする人、それとはまったく関係のない人、様々な人々の一瞬が切り取られて、繋がっていく。でも、誰ひとりとしてダルフールについて思いを馳せている人はいない。コンサートに向かう人たちですら。

物語の最後に、冒頭でコンサートチケットを盗まれてしまった女性が「コンサートを楽しみにしていたけれど、ダルフールのことを考えたことはなかった」というような言葉を言う。正直、私はこの映画を楽しみにはしていたし、実際興味深くもあったけれど、見ている間も見た後の今も、ダルフールについて全くわかっていないし、知る努力もしようとはしていない。それは、私の周辺、あるいは日本から遠く離れた場所のことを思い、救いたいとか、何とかしたいとか、そういった感情が自分自身の中でうまく噛みあっていないという理由もある。ただ、この作品が、そこまで心に深く訴えかけられるものではなかったというのも確か。私自身が、この作品で訴えたかった「人々の無関心」の典型な気もする。でも、何とかしたいと思うことは、身近なことでも沢山ある。なかなかの先のことまで思いが及ばない難しさ。

できることなら、もちろん何とかしたいと思うけれど、この場所から身動きができない自分がいる。きっと、何とかするところまでいかなくても、誰しもが関心を持ち、その輪が広がれば、きっと何かが変わる。そういうことなのかもしれないけれど。

映画祭で配られたダルフールについて書かれた(と思われる)新聞は、日本語ではないように見えた。まあ、英語位わかれよ、と思われるだろうけど、出来れば日本語のものが欲しかったな。それだけで随分と関心度が違ったと思う。
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2008.12.15 


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